● 日本円
金利上昇でも円安進行。大量供給して「価値」が落ちる商品、その商品の「価格」を上げても無駄。市場は騙せない。日本もアメリカも札を刷りすぎている。ただ違いがある。アメリカはまだじゃぶじゃぶした通貨を回収しようと努力しているが、日本は回収しない。努力する姿勢もない。アメリカは世界から搾取しているが、日本は日本人から搾取している。
● 米国債格下げ
突然の米国債格下げ(フィッチ)で、世界が驚いている。中国にとっては米国債売却に良い口実ができたとも思える。中国は資産を没収されないように、まず米国債を売ってから、台湾戦争を始めると思われがちだが、逆だ。中国は米国債を売らない、その代わりに、米国が台湾を中国に売る、という立派な取引条件がある。台湾人は未だに米国が本気で守ってくれると信じているのか?

● 海外軍事基地
中国は2017年ジブチ共和国に、初の海外海軍基地を設置。向こう数年にさらに8つの海軍基地をつくるという。それでも9つ。アメリカは2017年現在世界に、515の海外基地を保有している。たとえそのまま維持しても、中国の57倍にあたる。世界1位と2位の大国にそれだけの開きがあるわけだ。何でも中国がやったら「悪」。アメリカは「善」。そういう発想自体がおかしい。
アメリカは、他者の不和を煽り、戦わせることにより、国家・特権階級の繁栄を手に入れた国家である。他国に民主主義を押し付けるのは、選挙制度を利用して傀儡政権を擁立するためだ。その結果、アメリカの言うことを聞かない独裁専制国家には、アメリカは歯が立たないから、猛烈に攻撃する。アメリカは世界を独裁支配する(しようとする)最大の独裁国家である。
● 健康と幸福
美食レポートすると、必ず「食べ過ぎ」の忠告が寄せられるが、今回の北海道グルメ・レポートには、ほぼ忠告がない。良かった。万人知る「常識」を忠告とするのは、意味がない。偽善とも受け取れてしまう。人間は、心身両面の健康が必要だ。その先に最終目標の幸福がある。
知り合いの医師いわく。「痩せたほうがいいとか、タバコをやめたほうがいいとか、人様に言わないほうがいい。誰もが知っていることだからだ。痩せるために、タバコをやめるために、肉体健康のために、我慢、いろんな精神的ストレスを受け入れなければならない。そのストレスがまた肉体健康にダメージを与えることも忘れてはいけない」
まさに至言。こういうことを言える医者は何人いるのか。「健康」とは、心身の両面であり、しかも互いに影響し合うのである。死にたくはないが、今直ぐに死んでも悔いがない。と、そう言える人生を求めたほうがいいと思いませんか?
別の友人の医師が教えてくれた。「東京大学老年医学の研究成果。『やる気のインデックス』では、身体状況が不変であっても、療養環境が変化すると、リハビリテーションはじめ、『やる気が向上する』という、東大らしくない素晴らしい研究成果で、老年医学会の会場は拍手の渦でした」
肉体的健康は、生命や幸福の必要条件ではあるが、十分条件ではない。幸福の源泉は、精神的健康にある。




