2か月半ぶりの上京、田舎は便利すぎる

 8月17日(木)、田舎街のスレンバンに移住してから2か月半ぶりの上京。クアラルンプールに2泊する。グレンマリー(Glenmarie)という古いゴルフ場のホテルだが、環境は良い。1泊たったの200リンギット(約6000円)。田舎に慣れると、緑に囲まれないと不安で落ち着かない。私はゴルフはしないが、ゴルフ場が大好きだ。

 スレンバンに移住してからは、毎月1回の定例上京を予定していたが、初回はこうして2か月以上も経ってしまった。結局、田舎に住んでも身の回りの不便は何も感じないから、わざわざ上京する必要がない。むしろ、田舎ならではの利便性はたくさんあるぐらいだ。

 まず、生活圏の大幅な縮小で、スーパーや市場から、各種の商店、レストラン、理容室、病院(人間もペットも)、銀行、自動車メンテ、携帯電話の修理まで、なんでも直径3~4kmの圏内で完結できる。どこへ行っても青空駐車で無料、高速料金もゼロ、車のガソリンは減らない。何よりも、業者はみんな友だち。うちを担当する銀行マネージャーはなんと、うちと同じ団地に住んでいるという状態。

 ただ大都会のクアラルンプールに出ていく意味が全くないわけではない。ビジネスの会合はもちろんのこと、KLでしか食べられない和食もあるし、何よりも一部のお酒や食材類の仕入れが必要だ。たとえば、生ハム、なぜかスレンバンで入手できない。

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