マレーシア移住(49)~失敗の元凶、日本人の「謙虚さ」と議論忌避
S. Tachibana
<前回> ● 日本人の謙虚さ 海外事業(に限らず)の失敗を繰り返すなか、日本人(企業)になぜ学習機能がないのか。結論から言おう。学習機能の作動を妨害する主因は、議論の不在であり、議論を妨害する主因は…
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上海観測、中国人と日本人の視覚的違い
S. Tachibana
<前回> コロナ渡航解禁してから、今年3度目の上海出張。3度とも常宿の花園飯店(オークラ・ガーデンホテル)に泊まった。私が上海に住んでいた頃の花園飯店は日本人のたまり場だったが、今やすっかりごく普通…
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マレーシア移住(48)~「お国自慢」と「唯我独尊」、学ぶ意識なき日本人
S. Tachibana
<前回> 日本が挙国体制を取った「クールジャパン」類の案件や大企業の海外市場への「大名進出」なら、失敗しても、大した損害にはならない。しかし、中小企業には死活問題である。 「日本の良さを世界に発信…
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熱気羊肉、上海人富裕層が爆食いする理由
S. Tachibana
<前回> 何時間も、店頭でひたすら羊肉を薄切りスライスするおじさん。こんなにたくさんカットして売れるのだろうか。しかし、心配ご無用。注文に追い付かないほどどんどん売れている。一晩で羊何頭食われるだろ…
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マレーシア移住(47)~連戦連敗、学習機能なき日本企業の「神風式」海外事業
S. Tachibana
<前回> 物語は続く。私の2019年5月14日付けの記事を転載する――。 クアラルンプールの中心部で開発が進む国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」内の複合施設に、「西武」が出店す…
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泡飯という貧乏人の食べ物、富裕層はこうして食す
S. Tachibana
<前回> 上海料理に紅焼(ホンシャオ)をはじめとする醤油風味で濃厚系の品が多い。すると、主食はどうしてもあっさりしたものが食べたくなる。そこで「泡飯(パウファン)」の出番となる。和食のお茶漬けに似て…
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マレーシア移住(46)~クールジャパン連戦連敗、自画自賛と自己陶酔のツケ
S. Tachibana
<前回> クールジャパンはもはや、「コールドジャパン」と化している。 官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」と組んで米国で「日本茶カフェ」事業を展開する長崎県の企業グループが、…
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上海料理に酔い痴れる日々
S. Tachibana
<前回> 上海出張の楽しみは、上海料理を食べること。以前長い間上海に住んでいた頃は、あまり食べていなかったが、いざ離れてみると、無性に恋しくなる。私が通っているのは、「小実惠」という小さな上海料理店…
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マレーシア移住(45)~「Japan Store」撤退、博物館経営は成り立たず
S. Tachibana
<前回> 私の「悪口予測」が的中するのにそう時間を要さなかった。 僅か1年後の出来事だった。クールジャパン機構がマレーシア・クアラルンプールにある伊勢丹「Japan Store」日本専門デパートか…
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