働かないマレー人は貧困であり続けよ、マハティールが鳴らした警鐘

 マハティール首相(マレーシア)は、9月6日付けのブログで「働かない」と題した記事を投稿した。一部抜粋して抄訳する――。

 「華人は糧を得られる国へ移住する。チャンスがあれば、どこにでも行く。アメリカに行く。オーストラリアに行く。イギリスの植民地にだって行く。イギリス植民地政府は安定しているし、求人も多い。華人はそれでマレー半島に殺到した。彼たちは懸命に働く。3Kの仕事を喜んで引き受けてやる。給料の多寡に関係ない。何でもやる。多くの華人女性はマレー人の家に入って、メイドとして掃除や育児の仕事を引き受けて頑張って働く」

 「マレー人は何もしない。3Kの仕事をやっている外国人を見て、楽しんでいる。外国人が頑張って貯金して富を築き上げているのを見て、マレー人は何も心配しない。国は自分たちの国であり続けるから、何の心配も要らないとマレー人は考えている」

 「しかし、マレー人は間違った。なぜなら、彼たちはもう頑張って仕事ができなくなったのだ。彼たちはもう真面目に商売ができなくなったのだ。彼たちはずっと貧しいままだ。彼たちと、頑張って仕事や商売に取り組んだ人たちとの格差がどんどん広がる一方だ。金持ちがますます金持ちになるが、貧しいマレー人はどんどん貧しくなる一方だ。マレー人は何もしない。宿命だ、これは」

 「マレー人の身において何が起きたのか。彼たちは知らなければならないのに、彼たちは何も意識していない。今日に至って、マレー人は依然として意識していない。マレー人は依然として仕事を拒んでいる。マレー人は依然として仕事を外国人にやらせ続けている。そして、外国人が我が国に殺到した。700万人もの外国人がこの国で働いている。それでどうなるのか。それでもマレー人は変わろうとしない。彼たちは国家の主人公だと言っている。主人公だと?貧乏人よ。自助できない貧乏人、他人から物を恵んでもらう物乞いだ」

 「われわれの運命はわれわれの手に握られている。他人に責任を転嫁しても、何ら問題も解決しない。貧困層はまだまだ拡大するだろう。しかし、大多数の貧困層は少数の富裕層と戦えないのだ」

 マハティール氏のメッセージは、そのまま、日本人への警鐘になる。

<写真は本文と関係ありません>

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