国連人権理事会におけるロシアの理事国資格停止の決議が採択された。注目してほしいのは票数。アジア諸国では、賛成票を投じたのは日本、韓国と「訳あり」のミャンマー、フィリピンだけである。ベトナムや中国は反対票だった。制裁擁護だったシンガポールは今回棄権。これが何を示唆しているか。いわゆる「正義」などよりも、自国利益最優先であること。
【賛成】
● 日本
● 韓国
● ミャンマー(実態は反対票。国軍政府は親ロシア、国連代表は居座りのアウンサンスーチー残党)
● フィリピン(ドゥテルテは周知のとおり、ころころ変わる人物である)
【反対】
● 中国
● ベトナム
● ラオス
● ロシア
● 北朝鮮
● イラン
【棄権】
● インド
● マレーシア
● シンガポール
● タイ
● インドネシア
● カンボジア
● パキスタン
● ネパール
● バングラデシュ
● ブータン
● ブルネイ
● モンゴル
● スリランカ
● モルディブ
● イラク