外国人の中国社会保険加入制度

 7月22日(金)、「外国人社会保険加入義務化と集団交渉実務セミナー」の最終回開催。このテーマは、都合3回の開催、総勢130名の参加で終了した。

61138_2上海セミナー(2011年7月22日、花園飯店にて)

 最終回の事前質問には、このような質問があった――。「外国人の社会保険加入について、・・・(中略)どう見ても合理的でもないし、公平な制度ともいえない。なぜ、押しつけてくるのか」。・・・(以下略)

 「中国内就業の外国人の社会保険加入暫定弁法(意見徴収稿)」の第1条では、「目的と根拠法」として、「中国内で就業する外国人が、法に従って社会保険へ加入し社会保険待遇を享受する合法的権益を保護し、社会保険管理を強化するために、『中華人民共和国社会保険法』に基づき、本弁法を制定する」と定められている。

 二つの目的が掲げられている――。一、外国人の権益保護。二、社会保険管理の強化。・・・(以下略)

 中国の高齢者数は2020年には2億4800万人、2050年には総人口の3分の1の4億人超まで膨れ上がるとされている。養老保険は都市部で約4000万人の高齢者のみを適用対象とし、農村部では高齢者の80%が養老保険の適用対象外となっている。・・・(以下略)

一部の内容は、ビジネスレポート転用のため、削除させていただきました。

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