日本人現地採用は若年よりもシニア優先、社会保険コスト回避へ

 10月24日(月)、外国人社会保険加入完全義務化セミナーの再開催。一回目よりも増席して、50名規模の開催となった。

66680_2上海セミナー(2011年10月24日、花園飯店にて)

 外国人社会保険加入の義務化によって、駐在員のみならず、日本人の現地採用にも影響が及ぶだろう。大部分掛け捨て同然の社会保険で、賃金コストはほぼ1.5倍に跳ね上がるから、企業が雇用の必要性を吟味して躊躇するのも当然だろう。

 逆に、定年退職後のシニア日本人の再雇用は、社会保険加入対象外となるため、若干増加傾向になるのではないかと。有能な技術職や管理職、特に中国勤務経験者が重宝されるだろう。

 もちろん、定年後の外国人への就業許可・居留ビザの発行問題もあるだろうが・・・

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