【Wedge】騎楼型店舗に見るコロナ禍にも強い飲食店経営の極意
S. Tachibana
【編集部】日本にはびこる「なぜ」の正体とその対処を、人事・労務の専門家の立場から解説した著書『「なぜ」から始まる「働く」の未来』を9月20日に上梓する立花聡氏に、新型コロナウイルス禍でも戦い抜ける秘…
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文学と哲学、文学に親和性を持てない理由とは?
S. Tachibana
先日、詩人金子光晴の足跡を辿る旅をしたけれど、やはり文学の目線を持てず終いだった。同じ人文系の哲学には深い興味を持ちながらも、文学に近づこうとする感覚は私にはまったくなかった。 文学は「個別性」の…
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「愛」とは?金子光晴の愛情観
S. Tachibana
<前回> 「愛情とは、体と体を寄せて、寒さを温めあうことなのだ」という金子光晴の名言だが、それは動物の生存本能であって、愛情のほんの一表現かもしれないが、愛情の定義にはならないはずだ。 古代ギリシ…
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偉大な詩人と最底辺の無頼漢、金子光晴の「自由」とは?
S. Tachibana
<前回> バトゥパハ市内に目立たない壁画街がある。そのなかの1枚が、太平洋戦争中のバトゥパハにおける日本軍と英軍の様子を描いたものだが、説明がマレー語のみで参照資料も少ないことから、残念ながら精確な…
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帰らないことが最善、金子光晴はなぜ放浪の旅から帰れないか?
S. Tachibana
<前回> 「そのバトパハ河にそい、ムアにわたる渡船場のまえの日本人クラブの三階に私は、旅装をとき、しばらく逗留することになった。ゴム園にゆくにも、鉄山を訪ねるにも、ここは重要な足がかりである。山から…
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コロナになぜ強いか?南洋華人の「騎楼経営学」
S. Tachibana
<前回> 「漆喰の軒廊のある家々でつづいている。森や海からの風は、自由自在にこの街を吹きぬけてゆき(く)……」。金子光晴がバトゥパハの町並みをこう描写している。 「軒廊(カキルマ)」という言葉に馴…
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バトゥパハの街、朝日を浴びる妙齢の美女と現代観光業
S. Tachibana
<前回> 「バトパハの街には、まず密林から放たれたこころの明るさがあった。井桁にぬけた街すじの、袋小路も由緒もないこの新開の街は、赤甍と、漆喰の軒廊のある家々でつづいている。森や海からの風は、自由自…
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金子光晴の日本料理店構想、美食の都パリで成功するのか?
S. Tachibana
<前回> 私は文学に興味が薄い。詩や小説たる読み物は全く手にしない砂漠の駱駝だ。故に、詩人金子光晴のこともほとんど知らない。バトゥパハにやってきて、「詩人の足跡を追う」類の美辞麗句で如何に飾っても、…
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金子光晴ゆかりの街、センチメントなきセピア色の旅
S. Tachibana
<前回> 9月4日(金)、ジョホール州のバトゥパハ(Batu Pahat)へ車で移動。1泊という短い滞在だが、詩人金子光晴の足跡を追うセピア色の旅である。 バトゥパハ旧日本人クラブ(1925年建造)…
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