真の保守とは(1)~社会制度の変革から生まれる畸形児
S. Tachibana
貧困層の出現と増殖は、社会制度が悪いからだ。昨今の日本では、このような論調が台頭している。塩野七生「サイレント・マイノリティ~真の保守とは」には、次のような記述がある。 「保守主義者は、社会の一部…
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シンガポールとは?徹底した実利主義の国家づくり
S. Tachibana
<前回> シンガポールとは何か、あるいは、シンガポールとはどんな国か。といった質問には、なかなか答えるのが難しい。自分なりの感想を率直にいうならば、「実利主義に徹した国家」としか表現できない。 ま…
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ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、都市国家の付加価値戦略
S. Tachibana
<前回> シンガポールの新名所、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の視察に出かける。人工的なアトラクションには個人的に興味皆無だが、シンガポールの都市戦略を考察する上での価値があるので、決行した。 巨…
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敗者なき海南鶏飯戦争、私の性悪説的グルメ評論
S. Tachibana
<前回> シンガポールに来たら、「Must Do」リストの筆頭に上がるのは、海南鶏飯(チキンライス)を食べること。 2012年3月、シンガポールでは有名な「鶏飯戦争」が勃発。チャイナタウンのマック…
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【時事解読】軍事技術やらない、「悪に手を貸すな」論理の倒錯
S. Tachibana
科学者の代表機関である日本学術会議は3月24日、幹事会を開き、軍事目的のための科学研究をしないことを掲げた従来方針を継承する新声明を決定した(3月24日付「日本経済新聞」)。 悪に手を貸さないとい…
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越南と南越、「王・皇」の関係と友好の本質
S. Tachibana
ベトナムは、元々「ベトナム(越南)」でなく、「ナムベト(南越)」という国名であった。中国の皇帝はどうもそれが気に食わないというので、「ベトナム」に改めせざるを得なかった。 国名よりも、ベトナムは「…
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夢もなく恐れもなく、冷徹な現実主義者の信条と美学
S. Tachibana
「Nec spe nec metu」(夢もなく、恐れもなく)。イタリア・ルネサンス期の女性政治家、マントヴァ侯爵夫人イサベラ・デステのモットーである。 夢を持たない、現実主義者の私にとって、深く共…
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私の改憲、前文や9条保留しながらのアプローチ
S. Tachibana
憲法改正、いよいよ動き出す。安倍首相が言及する「加憲」は、現状を考慮したうえでのやや妥協的なアプローチではあるが、「第一歩」という意味においてその現実的意義が大きい。私なりに考えた「加え方」は以下の…
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【時事解読】ベトナム首相の訪米招請、トランプ氏は何を考えているのか
S. Tachibana
トランプ大統領がベトナムのグエン・スアン・フック首相の訪米を招請。マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は、訪米中のファム・ビン・ミン越外相にトランプ大統領の書簡を手渡した。 えっ、北朝鮮問…
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