延命ではない、奇跡の14か月を生き抜いた者の記録
S. Tachibana
<前回> ――ゴン太が教え、ハナが生ききった命の軌跡―― 2025年5月11日(日)、我が家にとって特別な一日となった。家族全員が集い、最期の別れを静かにハナに告げたのである。14か月前、舌に生じ…
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ハナ 旅立ちの日――2025年5月10日
S. Tachibana
<前回> ハナ、旅立ちの日――2025年5月10日(土)。 ハナは、この日、絶食14日目を迎えた。朝になって、ついに全身の力が尽き、起き上がることができなくなった。だが、昼を過ぎた頃、ハナは残され…
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ふたたび帰る場所へ、ハナ 二度の「最後の登頂」と生き抜く力
S. Tachibana
<前回> 5月4日(日) 日付が変わって、ハナが絶食の8日目を迎える。深夜なのに、ハナは突然、自力で2階の寝室へと登ってきた。この行動は、単なる偶発ではない。明確な意志と方向性を伴った、最期の帰還で…
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老衰の仮面を纏った愛の沈黙、私の欺瞞とハナの誇り
S. Tachibana
<前回> 5月2日(金) ハナは、絶食に入って6日目となった。本日、生命維持のための点滴を実施した。身体の動きは明らかに減少し、ほとんどの時間を眠って過ごしている。静かなクラシック音楽が流れる中、ハ…
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ハナは語らない、だが瞳が全てを語っている~そして「最後の日常」と「最後の輝き」
S. Tachibana
<前回> 5月1日(木) ハナが絶食の5日目に入る。立ち上がるのに介助が必要だが、庭のトイレへ行くのは自力。AIに聞いてみたら、以下の回答が来た――。 動物は本能的に死期の接近を察知すると、静かに…
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満ち足りた命の終わり方――原点から幸福へと至る旅
S. Tachibana
<前回> 4月28日(月) ハナが奇跡的に少し飲み食いができるようになった。命の火はまだ、わずかに、確かに灯っている。すぐに鍼灸へ連れて行き、中医学の治療に徹すれば、もう少しだけ、このかけがえのない…
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ハナ13歳・マル12歳、誕生日の記録と11年間の感謝~ハナとの最期の日々に寄せて
S. Tachibana
<前回> 2025年4月24日、わが家の長女ハナ13歳、次女マル12歳の誕生日(いずれも推定年齢)を迎えた。もっとも、これは厳密な誕生日ではない。ハナが野良として保護・収容され、わが家に迎えられた日…
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ゴン太一周忌を迎える
S. Tachibana
<前回> 3月11日、ゴン太の一周忌を迎える。1年は驚くほど早く過ぎ去り、まるで昨日のことのようにゴン太と過ごした日々を思い出す。しかし、この一年、ゴン太が私たちの心の中から消えることは一瞬たりとも…
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