心の洗濯、ノンビジネス異業種交流に時間資源かける

 昨晩のコンサート終了後、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団の日本人団員の打ち上げ集いに参加。指揮者の本名徹次氏、世界のビオラ奏者今井信子氏を囲んで、ワインを楽しみ、クラシック音楽の話を楽しみ、気が付いたら日付が変わっていた。

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 私の仕事は人間の悪、あるいは「非善」を扱う側面にフォーカスすれば、ある意味で暗黒そしてダーティーな部分が多い。その反動で音楽という美しい世界に対する憧れ、心の洗濯を求める欲望が生まれ、本業の仕事の度合いに正比例して増強する、という因果関係があったのかもしれない。

 音楽家の方々との交流はまさに「異業種交流」だ。昨今、異業種交流会の全盛期。その主流を見ると概ね、ビジネス人脈づくりと婚活の2系統に分かれている。ほかに一部の「県人会」や「同好会」もふたを開けてみると、ビジネス系化してしまっている。とにかく名刺交換と商売のアピール、人脈づくり。

 それはそれで素晴らしいとは思うが、個人的に疲れるのであまり好まない。私はむしろ、ビジネスを完全に切り離した「異業種交流」を求めたい。50代に入った私には人生のカウントダウンが始まっている。限られた時間は神様から借りた時間でもある。その貴重な時間資源をいかに有意義に使い、心を洗濯し豊かにするか。価値の置き方の調整期に差し掛かっている。

 先日、ベトナムのハノイで某オフィスビル入居企業の日本人女子会があることを知って、図々しくも黒一点の男子オブザーバー参加を申し込んだところ、快諾をもらった。これはまたまたビジネスに無関係な会合で、後半は女子本音全開の場に転じて、ただただ圧倒されながらも、脳がたくさんの新鮮な刺激を受けられた。

 昨日のオフコンサート会、余韻が未だに残っている。6月中旬今シーズンの終了打ち上げ会をやろうという話になってホスト役を引き受けた。早くも来月皆さんとの再会ができることを心待ちにしている。

 今日も大成功の舞台、盛会を祈って、ブラボー!

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コメント: 心の洗濯、ノンビジネス異業種交流に時間資源かける

  1. 正に仰せの通り。生まじめ過ぎるきらいのある貴殿には不可欠だと思います。

    1.  ご意見謹んで受け入れます。最近、基本的価値観や信条の異なる層とは「棲み分け」方針に徹しています。その代わり、時間資源を有効に活用します。

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