業界崩壊と終身雇用制度の崩壊、「あり得ない」ことが現実になる

 「自動車業界の崩壊」たる記事が最近増えている。崩壊よりも、製造業からサービス業への業態大変換、といったほうがよかろう。移動手段とAIがくっ付いて、モビリティサービス業という業種が生まれる。世紀の大変革だ。

 連結ベースで計算すると、トヨタ、日産、本田の3社グループだけでも、70万人以上の従業員を抱えている。この大変革についていけるか、自分自身を変えられるかで、生き残りを賭ける。この緊迫感を自動車業界の全員が共有しているのだろうか。変われない人たち、変わりたく人たち、やはり最終的に振り落とされる……。

 大手自動車製造企業は、安定終身雇用の象徴だ。リストラなど、あり得ない。いままで「あり得ない」と考えられてきたことがこれからどんどん現実になる。そういう時代なのだろう。安定志向の大企業就職願望をいまでも持ち続けている人たちは、相当ヤバいと思う。

 捉え方はいろいろある。「リストラ」とは「解放する」ことで、「失業」とは「自由になる」ことだ。解放され、自由になって、自分の運命の主人公になることは、良いことか悪いことか。解釈は人によって異なる。

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