週末は肉の宴、コロナ下の消費エッセンシャル化

 土曜は、朝から次々とトラックがゲート前にやってくる。平日はWebセミナーや会議、動画収録があって、ドアベルをピンポンされたくないので、配達はどうしても週末に集中する。

 今週末は、肉卸売業者からの「業務用仕入」。土日は、肉の宴である。デッキや庭でのバーベキューはすでに、我が家の定番。店と違って、内食だと野菜が大量にとれるし、塩分のコントロールもきく。

 最近、スーパーはほとんど行かない。ネットショッピングのプラットフォームも使わない。食材は、農家や牧場、卸売業者をネットで探し当てて直接仕入れている。まず値段が全然違う。たとえば、同じイベリコ豚肉。イオンでは32.88リンギットで売っているが、我が家は卸売業者から7.3リンギットで仕入れている。卸売と小売は、4.5倍の価格差。

 鮮度も違う。特に海鮮類。先日、シーフード卸売業者からロブスターや海老、魚類を仕入れた。鮮度は抜群。考えてみると、それはそうだ、流通のチェーンが長ければ長いほど、味が落ちるし、値段も跳ね上がる。

 仲介業者や小売業者がどんどんはじかれる消費市場の構図は、コロナの長期化によって鮮明になってきた。少なくとも、我が家ではそうだ。家計簿では、食費がみるみる下がっていく。もちろん、嬉しい悲鳴を上げたい。

 サービス業の「付加価値」は、消費者にとって「付加コスト」だ。コロナ下のロックダウンは、エッセンシャル業種の営業だけが許されている。すると、消費のエッセンシャル化も付随的に発生する。付加コストがはじかれたところで、消費者は目覚める。

 さてさて、コロナ明けには昔の消費スタイルに戻るのだろうか。少なくとも、完全に戻ることはなかろう。

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