9月17日(土)、クアラルンプール帰還の日。夕方の便を選んだのは、昼食をセンポルナの街で食べるためだ。例によって漁港沿いの「魚横丁」。今日は「名門海鮮餐庁」で食べる。お昼はどこのレストランも客まばら。観光客はみんな魚食いよりも魚追いに海に出かけているのだ。
蝦も貝も素晴らしい。刺身は1品、ただ醤油とわさびが付いてこないので、持参したものを使う。見た目では北寄貝に似ているが、味はミル貝に近い。何という名前の貝か最後まで分からずじまい。どうでもいい。美味しければいい。そういえば、肉は飽きるが、魚なら何日食べ続けても飽きが来ない。
センポルナという漁港は観光客で成り立っている。数年前から中国人の間で有名になり、はるばると遠くから多くの中国人観光客が殺到し、街は大繁盛した。今は中国の「ゼロコロナ政策」で中国人は海外に行けなくなっている。いざ開放すれば、センポルナの魚相場もだいぶ上がるだろう。今のうちたくさん食べておこう。
言い忘れたところだった。水上コテージ滞在中の食事に出された海ぶどう(Latok)も大変美味しかった。グリーンキャビアとも呼ばれ、沖縄の名物で沖縄料理店でよく食べていたが、まさかここボルネオ島でも食べられるとは思わなかった。思わず懐かしく泡盛が飲みたくなった。
ご馳走様でした。