日本の空は危ない、性善説と幸運はいつまで続くか

 先日、日本国内空港の安全リスク問題に触れたが、もう1つ大きなリスクが潜んでいる。

 国内線の搭乗は、いまだに身分照合が行われていない。要するに、偽名だろうと替え玉だろうと、その気さえあれば誰でも簡単に飛行機に乗れてしまうのである。

 私が住んでいるマレーシアでは、国内線もチェックインカウンターと搭乗口では2回にわたり、身分証明書チェックと本人照合を行っている。しかし、日本は何もない。

 繰り返しになるが、日本の空がいままで安全だったのは、単なる性善説と幸運の奇遇に過ぎない。

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